ケトルベルについて色々とネットを見ていると「肩をパックする」のが大事!とよく出てきます。
曰く「ケトルベルスイングは肩をパックするのがポイント」「ターキッシュゲットアップは肩をパックしながら‥‥」等々。色々やってみて、今の自分なりの「肩をパックする」のまとめです。
まず、肩関節と肩甲骨はどうなっているのか
肩を回したり、前に出したり、胸を張ったり‥かなり複雑な動きができるのが肩関節。
- 肩は人の関節の中で最も複雑な動きができる
- 肩甲骨と鎖骨のつながったところに「ボールジョイント」のように上腕がつながっている。
- 肩関節は胴体に直接つながっていない分、肩甲骨と連動して大きく動かせる。だから、無理な動きをしてしまうと肩のケガ、故障につながる。
- 「肩がこる」は肩関節周りの筋肉が固まってしまって、血液の流れが悪くなったもの。
- 「前肩」は肩が前に出ている(どうかすると胸より前に出ている)状態。
- 肩甲骨は背中側にあり、鎖骨とつながっているが、あとは筋肉が支えている。そのため、背中がわでの可動範囲が広い。
言葉の定義「パックする」
肩をパックする = Shoulder Pack Pack = 「包む」「包装する」「詰め込む」
肩を胴体に詰め込む、胴体につよくつなぐ、という意味かな、と理解しています。
どうすれば「肩をパック」した状態なのか
力を抜いて肩を下げて、次に肩甲骨を背中側で寄せるイメージで。こうすると肩関節・肩甲骨としては一番安定したトコロに来ます。
ベンチプレスでも胸を張り、肩甲骨を安定させます。つまり、肩をパックする、とほぼ同じです。肩をパックする、という言い方はケトルベルでしか見たことがありませんが…。
でも、普段デスクワークしかしていなくて、そもそも前肩になってるかもしれません。背中が凝ってて、肩甲骨を動かすなんてできないかも? そんな時はヘイローをやってみてください↓