最近は週1-2回はダンベルとケトルベルを使って、肩を鍛えるようにしてます。ダンベルだけよりも+ケトルベルしたほうが成長が早いような気がします。なんでかなあ…と思ってたんですが、ダンベルだけよりも動きのバリエーションがでることで、インナーマッスルを使えているのがいいんじゃないかな、と。
※アウターマッスルだけ、インナーマッスルだけ鍛えることはできません。身体をつかえばそこの部位の筋肉は働いています。
ケトルベル 肩のウォームアップをする
トレーニングを始めるときのウォームアップとして「ヘイロー」と「アームバー」をまずおススメします。いきなりケトルベルやダンベルをもってショルダープレスをする前に、肩と肩甲骨をほぐしておくと、ケガの防止にもなると思います。
ケトルベル ヘイロー : ケトルベルを持って頭の周りを回す
- ケトルベルを持つことで重さに耐えつつ、肩関節をあらゆる方向に動かせる。
- 肩を動かす=肩甲骨も動かせる。肩をパックするための第一歩として肩甲骨を柔らかく。
ケトルベルヘイローについての記事はコレです↓
ケトルベル アームバー : 胸椎を開いて、肩甲骨を背中に寄せる。肩を下げる。
- 寝た状態でケトルベルを持って、うつぶせ近くまで身体を回転させる。無理をしない。
- 前肩の改善にとてもいいと思う。仕事が終わった後にやると気持ちいいです。
アームバーについての記事はコレです↓
ケトルベル ウインドミルで肩のインナーマッスルを鍛える
ウインドミルはケトルベルを頭上に挙げた状態で、上半身を横にたおしていくトレーニングです。
普通のトレーニングは身体を固定して、ダンベルを動かしますが、ウインドミルは逆。ケトルベルを頭上に挙げた状態で、身体のほうを動かします。
- 足を肩幅に開きます。倒していく方向(右に倒していくなら右足)だけはつま先を斜め45度くらいにしておくとやりやすいです。
- (右に倒す場合は)左手でケトルベルを頭上にあげます。まっすぐ上に挙げた状態で、1分間ほど耐えられる重さにしてください。単に上に挙げているときも、肩の三角筋とインナーマッスルは、絶えず位置を保つためにじんわり働いていますよ。
- 視線は頭上のケトルベルを見る感じです。地面とかほかの方向を見るとケトルベルがぐらつきやすいです。
- ケトルベルを持っていない右手を右足に沿って、上半身をゆっくり倒します。わき腹が伸びのを感じますか?
- ケトルベルを持っている左の肩は、上半身が傾きながらもケトルベルを支えるためにインナーマッスルが働きつづけます。見た目よりけっこうキツイです。
「肩の柔軟性」「股関節」「ハムストリングス(お尻から太もも裏への筋肉」の柔軟性が必要な動きです。右足をまっすぐのまま上半身を倒せれば理想ですが、固い場合は無理せず膝をまげてOKです。
肩を動かして鍛えるのではなくて、肩を固めてゆっくり動かしているのがポイントです。
動画で見たほうがわかりやすいです。最初はケトルベルを持たずにやることをおススメ。
ウインドミルにはどんな効果があるのか?
ウインドミルは腹筋、わき腹のトレーニングとして紹介されることが多いですが、荷重をかけながらゆっくり動くことで、肩まわりの柔軟・安定性を高めるのにとても効きます。
- 肩 : 肩の動きをよくして、柔軟性UP=インナーマッスル群のスムーズな動きにつなげる
- 下半身 : 股関節とハムストリングスの柔軟性を高める
- 体幹 : わき腹の筋肉(=腹斜筋)にじわっと負荷をかけながら鍛えられる
- 何キロでやればいいか? : 軽いものからスタートすること。何も持たずにやってみて、徐々に重くするほうが安全だと思います。私は12kgでやっています。16kgでやると、また全然ちがう難易度になります。
私は、ウインドミルを肩のトレーニングのウォーミングアップの続きとしてやっているので、12kgで片側5回づつやっています。
→頭上にケトルベルを持ちながら動いていく…そう、ターキッシュゲットアップに近いものがあります。肩のトレーニングの感じはしませんが、体幹+全身+関節でコレもおススメしたい。
ヘイロー、アームバー、ウインドミルをやってからショルダープレスをしています↓