イイと思います。私はケトルベルトレーニングをずーっとグローブをつけてやってきました。ネットでケトルベルを検索していると、ほとんどの人が素手でやっているような‥‥。ケトルベルを趣味でやってきた私なりの「グローブしてもイイと思う」論です。
素手でトレーニングすると手の皮が厚くなるから。
最初にスイングを始めた時、ハンドルを思いっきり握っていました。
スイングする→ケトルベルが動く→動かないように握りしめて…たらダメだな、と。スイングであげたときにケトルベルがフッと動きます。握りこんでいると手首の角度が変わってしまう。
ケトルベルがぶっとんでいかないようにある程度ホールドしつつスイングすると、手の中でハンドルが動きます。摩擦です。例えるなら鉄棒を握って回転しつづけるような? 前後に揺れるケトルベル。手の中で前後にほんの少し回転するハンドル‥‥
手の皮が厚くなり、マメっぽくなりました。トレーニングした感じがしてイイな、と思いましたが、子供を撫でる時に手がガサガサだと困るわけです。
そこで、筋トレにも使っている指ナシグローブをするようになって、それが続いています。
・摩擦で手にマメができるのが防げる
・革のグリップが、滑るでもなく張り付くでもなく、手と同等に感じる。
・夏場に手汗ができるような時も、滑らず安全。
・指輪を保護するのに役立つ。グローブをしないとハンドルで削れてしまう…。
なにげに指輪が削れるのが困る。もう外せないし。
お手頃なハービンジャーのグローブを使っています。手のひら側が革(豚革だと思う)+手の甲側がジャージ素材です。だいたい3-4年は使えるのでおススメです。
素手でやるメリットはなにか?
ケトルベルは本当は素手でやるもの…という前提はあるようにな気がします。
私はやりませんが、ケトルベルスポーツ、という回数を競う競技では、繰り返しスナッチをやったり。競技用ケトルベルの鉄のハンドルをヤスリで磨いて好きな感触にして、手には液体チョークを付けて滑り止めにしてやるんだそうです。
アメリカのSTRONG FIRSTの”Simple&Sinister”でも、グローブ否定な感じです。
「弱々しいジム用グローブをつけているところなんて見せないでくれ」
“Do not let me catch you wearing those sissy gym gloves!”
ケトルベルの扱いが本当にうまくできて、握りこまず、スイングやスナッチでうまくやれば水ぶくれが防げるのかもしれません。
タフである、男っぽい、強い…と。素手のほうがスナッチで感覚がつかみやすい、という意見は見ました。そうかもしれません。
普通のダンベル、バーベルでも「重さを直に感じたいから」的な理由でグローブを使わない方もおられるようです。そこは好き好きかなあ、と思います。〇〇道、的なコダワリをもってやるのも楽しい。
ケトルベルでどんな効果を得たいのか?
トレーニングメニューに変化を。
基礎的な体力の底上げを。
ケトルベルのすばらしさ、楽しさはわかるつもりです。実際何年も続けてきて体力も柔軟性もある程度出てきて、ますます効果を感じています。
でも、手のひらの皮がむけたり、マメができたりってのは、いいかなーと。
今のところはグローブをしてやっていこうと、思ってます。
指輪が削れたら困るし!