ホームジムを妻に「家で筋トレする道具を買いたい云々」と軽くプレゼンをする。ジムに行かないことで家に早く帰ってこれるし、筋トレは10年やってるし、健康になるし云々。費用は言わないでおく。
・・・・・まあ、いいんじゃない、と了解もとれたので、さらに検討を進める。
■部屋の広さ : 2.4mx2.3mの場所しかとれそうにないですが、なんとかなりそう
■床 :すでにスポンジマットを敷いているけど、柔らかいのでなんとかしたい。ゴムを敷きたい。
■機材:まだ考え中だけれど…ハーフラックにしようかと。パワーラックより圧迫感がない。
マンションの二重床でホームジムはできるのか
ホームジムでダンベルとベンチ、ケトルベルっていう今までの機材なら、特に床の強度を気にすることはなかった。今のマンションに引っ越した時に、子供が小さいうちに部屋を確保して、6畳いっぱいにスポンジマットを敷き詰めました。
硬質というとおり子供向けのモノよりは固いです。ダンベルやケトルベルを落としたことが何回かありますが、フローリングは無事でした。
でも40kgダンベルを置くと跡がつきます。ハーフラックを置くなら沈み込んでしまう…と。
ウチのマンションの二重床はどうなってる?
今住んでいる家は2重床です。コンクリートの上に鉄製の束を立てて、その上に合板が敷いてある模様。こんな感じ↓ 自分で描きました…。
フローリングをめくってみる訳にはいかないので、和室の畳を剥がして覗き込んで確認しました。
- 支持束が樹脂だったら嫌だなーと思ってましたが、鉄製でよかった。
- パーティクル合板の厚みは12mmほどでした。
本当はマンションの設計図書をはっきりするんだけど、恐らくウチのマンションは、フクビ化学の二重床のような…。二重床のカタログもみましたが、二重床は建築基準法の180kg/㎡を大きく上回る云々とあるので、まあ大丈夫かな、と。
二重床の保護・強化 こんな感じにします
1)床の傷防止:床にまずジョイントマット的なモノを貼って
2)荷重の分散:構造用合板を敷く。 厚みは9mmまたは12mmくらいが多い模様
3)その上にゴムマットを敷く。ジョイントマットやゴムマット等々。
色々考えてこうしようと↓ 1)2)3)の厚み合計は47mmです。けっこう厚めですね。
荷重を分散:構造用合板を敷き詰める
構造用合板の厚みは12mmにしました。9mmでもよさそう‥なんだけど、より強度UPかな、と。
構造用合板を買うべくネットで色々探すと、Amazonとか楽天でも扱いはあるものの、やっぱり高いです。合板を買うなら、ホームセンターが一番安い。安いけれど、先日車を手放したので、買っても運ぶ手段がありません。ホームセンターでは軽トラックを貸してくれるそうですが…慣れない車を運転するのに不安があり‥‥。
ホームセンターのホームページを見てると配送もしてくれる云々‥でも、カインズもカーマも構造用合板を運んでくれるかどうかがハッキリ書いていない…。電話で確認するのも手間だし(だいたいこの手を考えるのは夜中なので)仕事以外ではなるべく電話したくない。
構造用合板を買って送ってもらうなら コメリがおススメ
で、色々見比べて、コメリで買うコトにしました。↓ 針葉樹合板12mmです。
- 送料¥1000を払うと自宅まで配送。Webに記載ありますね
- 店頭で買うと翌日配送…在宅勤務に合わせて配達したかったので+¥1000の日時指定をお願いしました。時間は午前午後くらいのざっくりですけども。
- 計3枚買って、1枚はカットしてもらいました 1カット100円だったかな?
- 配達時にはなんと構造用合板がエアキャップ(プチプチ)にくるんで包装してありました。このプチプチが、ラックを組み立てる時に重宝しました。
合板を部屋に敷く
ラックを置く場所だけに合板を敷くと段差ができるのが気になりそうだったので、2.4mx2.3mの、ベッドを除く全面に合板+ジムマットを敷くことにしました。
ラックの脚が載る部分に910x1820を敷き、隙間を、半分に切った合板(460x1820)を敷きました。
壁際と右下の部分は、合板を敷くほどの荷重はかからない部分なので、EVAマットの残り(床に敷いているマットの余り)を敷きました。合板と2mmくらい厚みが違うんですが、まあ気にならないくらいです。
床のゴムマット
構造用合板の上に何を敷くかはけっこう悩みました。
■ジョイントマット:安価でいいんですが、気温で収縮するのと、どうしても発泡しているモノなので、沈み込み、ヘタリが心配でした。
■ゴムのシート:軽トラの荷台用の、まさにゴム、ですね。見に行ったんですが、部屋に敷くには匂いがダメでした。この部屋で寝るんで。
■ジムマット:正式名称はなんというか…ですが、エニタイムフィットネスに敷いてあったような専用のゴムマット。厚みは15mm・25mm・50mmくらいでしょうか。Amazonにもいろいろあります。
要は耐久性と費用のバランスなわけです。最終的にお金のことは後で考えるとして、ジムマットの25mmにしました。セルデスというのも有名なんですが…まあつくりは同じだな、と。Amazonの色々ある中華ブランドマットも、製造元は同じようなモノだと思いますが、見送り。
バックルが着いていて、マットを連結できること&程よい厚み、ですね。コレを50mmにすると、部屋の床が高くなりすぎて、クローゼットの扉に干渉するので止めました。
表面がEPDMゴム、という…要はゴムですね。その下がカラフルな小さいゴムですが、コレは靴底を作る時のゴムの端材…を粉砕したものを熱でくっつけたモノかな。えー、けっこうポロポロ落ちますが、仕方ない。
Amazonのセールの時に買いましたが、届いたときにけっこうな大きさだったので家族がひいてました。そんなゴムを買って…とぶちぶち言われたり。丈夫でいいと思うんだけど。
ジムマットを部屋に敷く&カットする
部屋の片づけというか、モノを全部ベッドの上やらほかの部屋に逃がしてから、掃除をして、構造用合板、隙間埋めのジョイントマットを敷きました。結構大変でした。
あとは一気に届いたジムマットを敷いていきます。勢いがないとコレはできないと思うなあ。
部屋のサイズとピッタリには合わないので、壁際でサイズを測って切ります。コレが結構大変です。このためにA2サイズのカッターマットを買いました。コレはおススメです。50㎝の定規は、ダイソーで売ってますので、ソレを。
25mm GYMMAT ジムマットのレビュー
ジムマットの類は商品写真だとカッコいいジムに敷いた写真や全体像が多くて、実際の質感がわかりにくいな…と思いました。エニタイムフィットネスの床が似たようなモノですが、あそこは照明がスポットライトが主で、見えるようで見えない。ですのでちょっとエフェクトしてますが写真を↓
色は黒にしました。ゴムチップが混ざって白や青等の色もありましたが、なんとなく黒一色のほうがカッコいい、と。ココは直感です。
- ズレの心配:杞憂でした。25mmマット、裏にバックルを嵌めながら敷きましたが、ゴムということでコレ自体が構造用合板にグリップしてまったくズレません。むしろ隙間を微調整がしにくいレベル
- 厚み:25mmは十分で、ケトルベルをゴーンとやっても全然平気。鈍い音はするけれど。バーベルをドロップすることは床そのものが心配なのでできませんが。
- 表面:ゴムの表面は製造時のわずかな筋目があります。今回は筋目が部屋の奥へ流れるように揃えました。
- 汚れ:新品のジムマットは表層の汚れが心配でしたが、そんなこともなく。裸足で歩いても足に何かつきません。
- 匂い:鼻をちかづけてみればわずかに臭いはわかります。スニーカーの新品のゴム底の匂いとほぼ同じ。ジムマットを敷き詰めた部屋で寝てますが、全然わからない。
- グリップ:ゴムということで、足が全然滑りません。コレが予想以上でした。どちらかというと足を無理に滑らせると角質が削られるような気がする。(上の写真で白いのはソレです。拭けばとれます)→靴下を履くと、靴下と素足のグリップが足りなくなります。
- 油がつくとどうなるか?:運動関係ではないですが。シリコンスプレーが誤ってかかった時はちょっとシミが残りました。コレはマジックリンで拭けばとれました。マジックリンすごいね。
次は機材の選定です。何にしようかな。