たった一つだけトレーニング器具を買うとしたらダンベルか、ケトルベルどちらを買うのが正解か? コレは「自分がどういう結果を得たいのか」で変わると思います。
ダンベルとケトルベル、それぞれ使ってみる機会があればいいんですが、ケトルベルはなかなか置いてないですし。
ゴールドジムでもエニタイムでもどこのジムにでもあるのはダンベルです。ケトルベルはゴールドジムでは見かけましたが、触っている人は見かけませんでした。私もゴールドジムに行っていたころは「ケトルベルって??」とかろうじて名前を知ってるくらいだったので触ることもなく。
ダンベルとケトルベルの違い
まあ、見た目で全然違うよね、と。とはいえ「ケトルベル」と人に説明するのは結構難しい。
ダンベル
- 重量が固定式と可変式があります。
- 固定式:両端がゴムまたはウェットスーツ素材で覆われたモノが多い。家庭で数をそろえるのは難しいので、買うならウォームアップ用で5kgダンベルなんかをおススメ。
- 可変式:写真にあるようなスクリューシャフト28mmで、両端にプレートをつけていく。シャフトの長いほど重たくできるけれど、やりにくくなる。私の持っているノーマルシャフトで、片手40kgまではできます。
- クイックチェンジ型:パワーブロックのような四角いものと、丸形のもの。比較的高いけれど、パワーブロックのコピー品なんかは安い。
- 片手で持って使用する。ダンベル2個をセットで使う種目が多い。
- 腕・胸・肩・足と部位別に鍛えやすい。
- フラットベンチもあれば理想。
ケトルベル
- 固定式と可変式がある。
- 固定式:写真のような鋳鉄タイプと、競技用のカラフルなもの。ゴムで覆ったものもあるけれど、どれを選ぶかは好み。競技用はハンドル部が無塗装の鉄なので、家庭では錆びやすいと思う。ちなみに真冬で部屋を加湿していると結露することがある。
- 可変式:私がみたものは最大重量16kgだったので、軽くて可変する意味がないように思いました。スイングの時に音がしそうだし、壊れるような気がしておススメしないですね。鋳鉄の普通のやつがいちばん使いやすいです。
- 両手または片手で持つ。おおむね1個あればいい。重量違いで2個使ってもOK。
- 重さを変える場合は買い足していく。
- 全身を使う種目が多い。スイングやスナッチなど。どんな種目があるのかはコチラ
- 有酸素要素やクイックリフトの要素も持つ種目がある。スイングやスナッチ等。
今なら一つだけ買うなら、ケトルベルからはじめます。でもコレは触ってみたからわかること。
筋肉を大きくしたい・特定の部位を鍛えたい→ダンベルがおススメ
- 部位で言うなら? → 大胸筋・上腕二頭筋・三角筋等々。ターゲットになる筋肉別のトレーニングができる。
- ジムに通いながら自宅でもやりやい → ダンベルベンチプレス・デッドリフト・スクワットのBIG3を自宅でやりたい時。デッドリフトとスクワットはダンベルだと少しやりにくいけど工夫すればOK。
- 何キロを買えばいい? → 男性なら可変式ダンベルで片手30kgx2の60kgあればOKです。
- しかし、ダンベルベンチプレス30kgくらいだとあまり見た目に変化はすくないです。
全身を動かしたい→ケトルベルがおススメ
- 体力の底上げをしたい。全身の運動不足を解消したいetc・・・
- 軽めのケトルベル(12kgくらい)で初めて見るのがイイと思います。
- スイングとターキッシュゲットアップで身体を動かしていると調子が良いです。
今なら、最初にケトルベルをおススメしたい
身体を動かしたいなあ、と思って。ジムよりも何か自宅でやりたいな…という時。
例えば5kgくらいの軽いダンベルを買うくらいなら、ケトルベルをおススメしたい。
全身を動かして体力の底上げができるし、背中を鍛えるとかなり姿勢が良くなって、効果を体感しやすいと思う。
身体の調子が良くなってきて、もっと「見た目を変える」「パワーをつける」方向に気持ちが向いたら、ジムにお試しで行ってみるのがイイと思う。マシンやダンベルに触ってみて、ジム通いに切り替えていくか、自宅トレーニングでダンベルやベンチを買って自宅トレーニング環境に投資するかを考えればいいんじゃないか、と。
私は自宅でケトルベル+ダンベル 両方を使うからこそ、飽きずに続けられているのかな、と。