ケトルベルで上腕二頭筋を鍛える

ケトルベル

ケトルベルはスイングやスラスターなど全身の筋肉を鍛えて強くなれますが、部位別に鍛えることもできます。ケトルベルで二頭筋を鍛えると、ダンベルとはまた違った刺激があって面白いです。ダンベルでトレーニングするのに飽きたときや、スイングの合間にやってみては。

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ダンベルとケトルベルの違い

手に持った時の重心が違います。この重心の違いがケトルベルの面白いところだと思います。

→ ケトルベルは球体の本体に取っ手(ハンドル、ホーンと呼ばれることも)がついているので、ハンドルを持っても重心が手のひらの真ん中にこないのは想像できると思います。極端に言えばとても重たい鞄みたいな…といえばダンベルとの違いが伝わるでしょうか‥‥。

ダンベルで二頭筋を鍛える「ダンベルカール」の場合、二頭筋に最大の負荷がかかるのは、腕を90度に曲げた時です。そこが一番きつく、ここをクリアできればほぼダンベルを上げられると思います。ダンベルがトップにあるときに、少し軽く感じませんか? 二頭筋は最大収縮していますが、握っているダンベルの重さは手首にも分散してませんか?

スタンディングのダンベルカールはこんな感じです↓ 

ケトルベルを持って「ケトルベル カール」をしたとき、手で持ったケトルベルの重心は、ハンドルからはなれたケトルベルの球体部にあります。…これでカールをすると、いちばん上の位置ではケトルベルの球体部は手首の下あたりにあり、ケトルベルの重さが二頭筋にかかり続けます。

→つまり、トップの位置でダンベルよりも二頭筋に負荷が大きいように感じます。

ケトルベルで二頭筋をトレーニングするバリエーション

ケトルベルで二頭筋を鍛えるとき、いくつかバリエーションがあります

ケトルベルでハンマーカール = 前腕も鍛えられる

・ハンドル(取っ手)部分を両手で持つ (ケトルベルは1個)

・球体部分を両手で持つ(ケトルベルは1個) →ケトルベルを握るのではなく左右から押す感じで持つとまた効く感じが変わります。

私はコレをやるときが多いです。スイングの後なんかに。

ケトルベル 2個で鍛える

・ケトルベルを逆さまに持ち、球体部を支えて持つ →1個でやってみましたが、手を開いてやるのが不思議な感じです。

・ケトルベルのハンドルを片手で持つ →握力がいります。12kgでも私はできませんでした…

結局ダンベルと比べるとどうなの?

ダンベルはプレートを追加することで重さを細かく調整できるのが最大のメリットだと思います。私はもってませんが、可変式ダンベルなら重量を落としながら追い込んでいくことも可能でしょう。だから、二頭筋や部位別トレーニングは、やっぱりダンベルが基本だと思います。

ケトルベルで鍛えるのは、今日はダンベル触りたくないなあ、とか、ちょっと違う刺激がほしいなあとか、スイングするついで、とか、ゴブレットスクワットをしながらケトルベルカールもしちゃうとか、ちょっと目線を変えたい時にイイと思います。

要はケトルベルだけ、ダンベルだけ、にこだわりなく使えるものを適宜つかいましょう、と。

ゴブレットスクワット+ショルダープレスのスラスターと組み合わせてケトルベルでカールをするのもおススメ。ショルダープレスをやる前に、両手で持ったケトルベルをカールする。

スクワット+アームカール+ショルダープレスでほぼ全身動かせるって楽しいです。

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