筋トレをはじめて10年以上たちました。ジムに通ったこともありますが、自宅トレーナーとしてコツコツ続けてそれなりに筋肉もつきました。子どもと公園で遊んでいると筋トレしていてよかったな、と思うこともよくあります。
トレーニングを始めたきっかけと、これまでについてです。
私が筋トレをはじめたきっかけ 2006年~
一人暮らしをしているころにオートバイに乗っていました。オートバイは自分の体をトリガーにして運転するので、もっと筋肉がつけばうまく乗れるんじゃないか、とおもったのがきっかけ。
ヘルメットを被って1日前傾姿勢でいると首は凝ってしまうし、腰も痛む気がするし、ついついハンドルに体重を乗せてしまうし…と、行きと帰りで乗り方が変わるのがいやでした。このころは下道ツーリング500km日帰り、なんてのをやっていました。もう帰りはヘロヘロで信号待ちがつらかった。
最初に始めたのはシンプルに「クランチ」だけでした。
はじめたといっても週に2-3回、10回x3セットくらいのゆるいものでした。
もう少し筋トレに取り組むようになる 2009年~
筋トレを「クランチ」だけでスタートした結果…最初はキツかったものの、だんだんと楽にできるようになりました。これは、筋力がついたのか、ちょっとづづ「楽にできる力の入れ方」を体が学んだのか…。おなかはシュッとしてきたものの大きく体型は変わらず。ただ、これは今振り返って思うことで、当時はそんなに不満でもなかったです。こんなもんだろうと。
もう少し筋トレに力を入れるようになったのは、まず本屋でバイク雑誌を立ち読みする片手間に「Tarzan」を読むようになったこと。時々買ったりもしていた。ただ、毎月色々なトレーニング載っているものの、たくさんありすぎて、試してみては止めてを繰り返す。
もうひとつは…覚えているのは雑誌で宮沢りえのインタビューを読んだこと。「SWITCH」という雑誌です。SWITCHはいろんな有名人のインタビューがのっているちょっとカッコいい雑誌です。
こんな内容でした。
「最近ジムに通っていて」「トレーニングで少しづつ体型が変わってきて」「30代でも体型が変わっていけるんだと」
筋トレがいまのようなブームになる前だったと思います。30代になっていた私には刺さりました。宮沢りえファンでしたし。
筋トレ種目に「クランチ」にプラスして「腕立て伏せ」が加わりました。2種目だけ? 2種目だけです。半年くらい腕立てをしてから、もっと強度を高めたくて「プッシュアップバー」を買いました。
プッシュアップバーはパイプ状の手を乗せる台です。利点としては
- 胸が深くおろせるので、可動域が大きくなる
- ほんの小さな筋トレ道具とはいえ、気分が盛り上がる
床に手をついた時より、プッシュアップバーに乗せると手首が楽かも?と思ったけれど、それは私の場合は感じられませんでした。このあたりは個人差でしょうか。
筋トレをもっとやりたくてダンベルを買う 2011年~
「クランチ」と「腕立て」のマイペースな筋トレを始めてから2年。鏡で写真をとって比較してみると…少しだけ胸に筋肉がついたような気がしました。
60kgのダンベルを買う
もう少しやりたくなって、ダンベルを買うことに。この当時は今出ているようなクイックに重量を変えられるものはパワーブロックしかなく、お値段的に手が届かなかったので、一般的な可変式のダンベルを選ぶことに。
- 通販で買えること 当時 名古屋の実店舗で売っている店を知らなかった
- プレートがゴムコーティングのダンベルであること
- ゴムが臭くないこと
当時のネット情報では安価なダンベルのゴムが油臭い…というのが話題になっていました。臭くないのはIVANKOかPROBODYという評判で。安価なPROBODYを選びました。
※PROBODYのダンベルはずーっと販売中止になっているので、もう販売していないんだと思います。
フラットベンチを買う
ダンベルをかってしばらくはゴブレットスクワットなんかを試していたんですが、やっぱりベンチプレスというのをやってみたい…。
最初は床に寝てフロアプレスをやってみた。案外楽しい。腕立ての逆向きといっていいと思うんですが、ネットで見るとベンチっていうのを使っている…どうしよう‥と。まだ筋トレが続けられるか心配でした。ワンルームで一人暮らしだったのでベンチが邪魔だろうし、と。
最初はほかのもので代用することを考えました。
- 雑誌を積み重ねて細長い台をつくる → 本がくずれて危険でした
- 布団を丸めて上にのる → 沈み込んでダメでした
- 丸椅子の上に背中をのせて → もっと危険でした
結局トレーニングベンチを買いました。評判が少ないながら丈夫そうなボディメーカーのモノを。いまほどAmazonでもトレーニング用品の扱いがなかったです。
ベンチそのものは不満がなかったですが、足に使っているゴムが強烈に匂いました。油臭いというのが一番近いです。でもエンジンオイルの匂いとも違う感じで「いやな感じがする油臭さ」。匂いはそのうちとれるだろうと思いましたが、買って1週間しても変わらず…
- 中性洗剤(食器を洗う洗剤で洗う) → ほとんど変わらない。
- マジックリン(油汚れ用の洗剤)で洗う → 少しとれるが変わらない
- ブレーキクリーナー(バイクの整備に使うもので油汚れに強い)で拭く → 多少マシになった
- ゴム足を外してビニール袋に入れ、ブレーキクリーナーを大量に吹き込んでドブ漬けにする → これが一番効果がありました。2日ほどつけて、その後1日陰干しで、ほぼ無臭になりました。
腕を鍛えたくてEZバーを買う 2011年~
ダンベルとベンチを買ってから、それまでより筋トレに熱心に取り組むようになりました。ベンチプレスの使用重量がちょっとづつ伸びていくのが嬉しくて。
ダンベルベンチプレス 32.5kg 10回 最初のころは胸というより三頭筋に効いていました。胸に効かないなあ~と思ったら三頭筋がちょっとついていたのに気が付いたくらい
スクワット 片手20kgx2 10回 スクワットは時々しかやらなかったです。昔から足が太くてあまり大きくしたい願望が薄かったです。
バーベルに興味が出てきたんですがラックもないし、もう少しお手頃なのがいいな、とEZバーを買いました。
EZバーはバーベルをW型に曲げたようなバーで、主に腕のトレーニングの時に手首を痛めにくい、とされています。
これを買って肩に担いでスクワットをするようになりました。だいたい50kgくらい。これくらいしか肩の位置にもっていけなかった。
ゴールドジムにかよってみた 2016年~
当時勤めていた会社の法人会員でゴールドジムを安く使えたので行ってみることに。
最初に行くと、トレーナーの人が一通り流れを教えてくれました。「ストレッチ」→「ランニング」→「ラットプル」→「レッグプレス」だったかと。ちょっとトレーナーを怖く感じたのも事実。でも、私がやりたかったのはマシンじゃなくてフリーウェイトなんだよ、と2回目からはフリーウェイトコーナーへ。
バーベルのベンチプレス 80kg x10は上がりました。90kgも数回は上がったと思いますが、ちょっと肩が痛い‥フォームがわかっていなかったのかも。
その後会社を変わったのもあって、ジムに行くのは自然消滅。自宅トレーニングに戻りました。
単身赴任先でケトルベルをはじめる 2018年~
単身赴任でしばらく名古屋を離れていました。短期間だったのでダンベルやらベンチやらは持っていかなかったんです。週末に名古屋に戻った時に筋トレすればいいや、と思っていました。
でも、単身赴任で一人だと夜が暇です。短期間だったので光回線も引かず、パソコンも持ち込まずだったので映画を見たりもできない。テレビもない。
プッシュアップバーを買って腕立て伏せから初めて、すぐに物足りなくなりました。
なんとなくネットを徘徊してケトルベルを買ってみることに。重量はスタンダードといわれる16kgにしました。その後12kgを手に入れます。
自宅トレーニングを続けています 2019年~
単身赴任の延長などあったものの(それなら最初からダンベル持って行ったのに…)名古屋に戻ってからまた自宅トレーニングで続けています。
コロナの流行で在宅勤務になってからは筋トレの頻度も自然に増えました。通勤時間の約1時間を筋トレにあてられるって素晴らしい。外出自粛の時も体が動かせるのでストレス発散によかった。
今のところこんな感じです。
- ダンベルベンチプレス 40kg x 10 普段は37.5と少し落としてやってます
- ダンベルスクワット 40kg x10 両手にそれぞれもって計80kg
- ダンベルショルダープレス 22.5kg x 10 25kgは回数が安定しません
- ケトルベルスイング 20kg x 50回 これくらいでフォームが崩れてくる感じ
子どもと遊んだり日常生活のメリットとしては
- こども一人なら片手でだっこできる 公園でエコバックもって片手に子供を抱えて移動できて早いです
- こども二人なら両手でだっこできる 重さでいうと二人合わせて40kg~50kgくらい&荷重が分散できるので帰りに疲れてもなんとかなります。3人は短時間ならなんとか…
- 肩こりがなくなった 筋トレで毎回肩や肩甲骨、背筋を動かしているのでほぼ無縁になりました
- 腰痛がなくなった ケトルベルの効果だと思いますが背中を固めることで、重たいものを持っても腰にこなくなりました
デメリットではないですが、スーツやシャツのサイズが変わって着られなくなったり、ジーンズのウェストがOKでも尻周りがダメになったりはしました。日本ブランドのジーンズはお尻が小さすぎるように思えるんですが…
筋トレのきっかけとこれまでのまとめ
- 2006年から始めた筋トレもコツコツ続けて10年以上になりました
- ダンベルとベンチとケトルベルがあれば自宅トレーニングとしては十分だと思います
- 子どもがだんだん大きく重くなってきて、筋トレしていてよかったーと実感しました