「効果なし」って言われるけれど…と一人のケトルベルファンの感じる効果です。
筋トレを、腕立て伏せ→ダンベルの自宅トレーニング→ケトルベルを始める、と段階的にやってきました。ケトルベルってまだまだマイナーです。でも、ダンベルと併用してやるにはすごくいいツールだと思ってます。
私の考える ケトルベルの効果 3つ
私は自宅でコツコツ、ダンベルとケトルベルを併用していますが、私にとっては…
- ダンベルトレーニングではできない「全身を使う」トレーニングができる
- 例えば「スイング」「スラスター」「ターキッシュゲットアップ」です。
- ダンベルトレーニングは「胸」「足」「背中」と部位を鍛えるのに最適ですが、全身を一度に使うのはやりにくいです。バーベルでクイックリフトなんて自宅ではできない。
- 自宅の部屋で「安全に心拍数を上げられる」
- 全身を動かすことで心拍数が上がりやすい=血流がよくなる=身体が温まるのが早い
- 回数や時間、重さで強度を調整しやすい。持久力を狙ったり、力の強さを狙ったり。
- トレーニングを「飽きずに続けられる」
- ダンベルだけで自宅でやっているより、トレーニングのバリエーションができる。
- ダンベルが嫌なとき、時間がない時でもケトルベルならパッと掴んでスイングできる。
ダンベルのトレーニングもスクワットやベンチプレスは全身の筋肉を使うとも言われますが「体を動かしたな」という感じではありません。瞬間的に息を止めて最後にあげたりすることで脈はあがるけれど、走ったような感じとはまた違います。
ケトルベルは、意識しなくても全身を使えるコト、有酸素と無酸素の2要素があること、飽きずに続けられること、コレが一番、私にとっての効果です。
筋力トレーニングでどんな「効果」を得たいのか?
筋力トレーニングの「効果」の意味が人によって違うと思います。
- 体を動かしたい →運動不足をまず解消する。歩く、座るの日常では得られないものを。
- 筋肉を大きく肥大させたい →胸や腕、足、お尻の筋肉を大きくしたい。ゴリラを目指すのか、スリムな感じを目指すのかは人次第。
- スタイルを変えたい →筋肥大の変型ですが、見た目のプロポーションを変えたい。
- 痩せたい、ダイエット →スタイルを変えたいの変形ですよね。
「今」から「何か」を変えたいはずです。この目的は人によって違うし、度合いも違う。もっと言えばかけられる時間もお金も違う。
私の場合は、自宅で、空き時間にダンベルメインでトレーニングして、プラスアルファでケトルベルが加わりました。結果としてトレーニングのバリエーションは増えたし、変化ができて飽きずに続けられています。
ケトルベルで「筋肥大」はできるのか?
目指すのが「筋肥大」であれば、ダンベルやバーベル、マシンをすすめます。
ケトルベルを続けるうちに背中や肩が「鍛えられる」「動きが良くなる」ことはあるし「身体の見た目も変化していく」でしょう。結果的に筋肥大するというよりは「引き締まる」「動きが良くなる」ですね。
ケトルベルで「動ける身体」になるか?
全身の筋肉を一度に動かす「クイックリフト」を自宅で安全に行えるのはケトルベルくらいだと思います。
ダンベルのトレーニングは「重量」を「筋肉に負荷をかけていく」ことに使います。反動を使うテクニックもありますが、ストリクトにじっくり効かせるのが大事。
ケトルベルはスイングでもスラスターでも「力を入れっぱなし」ではないです。全身の筋肉を協調して動かす感じ。動く。緩める、力を入れる、緩める、力を入れるの繰り返し、と言えばいいでしょうか。
スラスターってこんなトレーニングです。スクワット+ショルダープレス、ですかね。
ケトルベルで「痩せられる」だろうか?
食事をまったく変えずに運動、トレーニングのみでは難しい…。
食事を変えつつ、筋力が落ちないように全身を動かす、にはケトルベルは向いていると思います。
だから「ダイエットの時に体を自宅で動かすなら」ケトルベルは「痩せられる」と言えるかな。
スイングは見た目以上に全身を使う感じがします。最初の一歩に勧めたい。
ケトルベルで自宅トレーニングに変化を!
- 働きだしてから「体を動かす」ことが減りました。
- 在宅勤務になって通勤が減り、歩くことすら減りました。
- 中年になって(自分で言いたくないが)身体の衰えもやはり感じます。子供についていけない。
仕事でも趣味でも、少しづつでも変化していくことが飽きずに続けるコツだと思います。(この前そういう話をしていたら「お前転職回数多いじゃん」と…ええ、飽き性ですから)
今やっているトレーニング + 「ケトルベル」おススメしたいです。